強迫性障害
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強迫性障害

強迫性障害とは、どんな病気ですか?

 強迫性障害とは、自分では不合理とわかっている考えが何度も頭に浮かぶ強迫観念により、不安が発生し、その不安を振り払うために何度も同じ行為を繰り返す強迫行為よりなる障害です。これらは、不合理性から自身を苦しめるばかりではなく、強迫行為により時間の浪費をまねいたり、強迫観念が起こる状況を過度に避けるため、社会生活に支障をきたします。

強迫性障害ではどのような症状がみられますか?

 強迫性障害の症状で代表的なものとして、何度も手を洗わずにはいられない、何度もガスの元栓を確認しないと気がすまない、何時間も入浴する、何度も戸締りをするなどがあります。また自分独自の儀式的なことを行うこともあります。それをしないと何か悪いことが起きると考えるためです。

どのような人がなりやすいと考えられていますか?

 以前は、完全主義、秩序を重んじる、仕事熱心、頑固などの強迫性人格障害などとの関連が指摘されてきましたが、現在は否定的とされています。脳の機能性の障害と考えるべき疾患かもしれません。

どの位の人が発病するのでしょうか?

 強迫性障害の発症年齢は、平均して20歳前後です。若干、男性のほうが早く発症する傾向があります。女性では、結婚や出産など生活の変化を機に発症するケースが多くみられます。日本で行われた調査によると、男性の平均発症年齢は22歳、女性では24歳となっています。

強迫性障害の治療効果は?

 強迫性障害は、以前はなかなか治りにくい病気と思われていましたが、近年有効な薬が開発され治療法もある程度確定してきました。治療は、発症後できるだけ早く始めることが大切といわれているため、日頃から強いこだわりに悩まされている方は、専門医に相談してみることをおすすめします。
 強迫性障害の治療において重要なことは、強迫症状がその人の性格や意志によるものではなく「治療可能な症状である」ということを認識することです。治療に時間はかかりますが、早期に治療を開始すれば良くなることが多い病気です。

強迫性障害にはどのような治療がありますか?

 強迫性障害の治療の中心は、薬物療法と行動療法です。薬物療法では、副作用が少ないSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)による治療が中心です。効果が現れるまで4週~6週、最大効果までには8週~16週は見る必要があるので焦らず服用することが大切です。服薬中止による再発率は高いため、1年以上は薬物療法を継続する必要があると考えます。
 心理療法の中で、治療効果が最も高いと考えられているのが行動療法で、強迫観念による不安・恐怖を打ち消すための強迫行為を我慢して行わないことが重要になってきます。強迫行為を行わず、不安・恐怖に慣れていくことで、強迫行為の必要性を低下させることを目的としています。具体的には、強迫観念を誘発する刺激を軽いものから段階的に体験し、徐々に慣れていく方法です。この治療法は薬物療法と同等の効果を有しており、患者さん自身が治療者でもあるため、患者さんの高いモチベーションと治療者との信頼関係が必要となります。

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