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不眠症

不眠症とは

 不眠症とは、目覚めた時の不快感、だるさ、昼間の眠気などで日常に支障をきたしている状態をいいます。そのため、睡眠時間が長くても昼間に疲れが残っていれば不眠症で、睡眠時間が短くても目覚めが爽快で昼間もスッキリしていれば不眠症とはいいません。つまり睡眠時間よりも昼間の不快感、眠気があるかどうかの方が重要になってきます。

不眠症による影響

 不眠で問題なのは、眠れない日が続くことで現れてくるさまざまな心身の不調です。具体的には下記の症状です。

  1. 昼間に眠く、頭がボーしている
  2. 身体がすぐに疲れる、疲れが取れない、だるさが残る、気力が続かない
  3. 動悸、頭痛、肩こりがある
  4. 集中力、注意力、記憶力が低下する
  5. 頭の回転が悪くなる、仕事のミスが増える

不眠症の原因

●身体の不調によるもの

 喘息、花粉症の鼻づまり、かゆみなど身体的不快によっておこる不眠です。この場合、その病気の治療することが必要になってきます。

●生活習慣によるもの

 不規則な睡眠習慣、偏った食生活、太陽の光を浴びない生活、アルコールやカフェインの過剰摂取、運動不足などが原因となっている不眠です。このような場合、生活が乱れた結果として不眠をとらえるべきで、睡眠薬やある種の抗うつ薬だけで不眠を改善しようとしても良い睡眠は得られません。

●ストレスやこころの病など精神的なもの

 悩みや不安、緊張などのストレスやうつ病などの精神疾患による不眠です。うつ病、躁うつ病、統合失調症、パニック障害、適応障害などにかかっている場合は大抵において不眠症を併発しますし、不眠症がそれらの病気を悪化させる要因になっていることもあります。この場合、精神科、心療内科などの専門の医療を受けることが必要です。毎日眠れない方、熟眠感が得られないで困っている方などは、うつ病などの症状が出現する前に専門医に相談することをおすすめします。

●睡眠時無呼吸、ナルコレプシーなど

 問診から上記疾患の可能性が高い場合は、睡眠専門の医療機関での検査、治療をすることが望ましいです。その際は専門の医療機関に診療情報提供書を作成します。

不眠症の治療方法

 不眠を解決するためには、日常生活を改善していく方法と、医師による薬剤調整などの治療法があります。

●薬物療法

 寝付きが悪い、すぐ眠れても何度も夜中に目が覚める、早朝覚醒がある、家族からは眠っているように見えても自覚的には眠れている感覚が得られない、などの不眠に対して薬剤調整をします。睡眠薬やある種の抗うつ薬などを使用しますが、医師の指示に従って正しく服薬すれば安全です(服薬後は30分以内に布団に入って下さい)。

●生活習慣の改善
・昼間の過ごし方:

 退職してから時間を余しほとんど自宅から出ない方や、独居で1日中誰とも話さずその日が過ぎていくような環境にある方は、安定した質の良い睡眠を得ることは困難です。一方、少し億劫でも定期的に他者(少し苦手な人も含む)と交流機会をもったり、散歩・ジョギング・プールなどに行き、頭や身体を適度に使う生活を意識されている方は、安定した睡眠リズムを維持できることが多いようです。そのため、当院では昼間の過ごし方を重要視し、サポート体制の一環としてデイサービスなどの介護保険の利用を積極的にすすめています。

・睡眠リズムの確立について:

 人は太陽の光を浴びてから15~16時間後に眠気が出ると言われています。そのため、決まった時間に起床し、起床後なるべく早く太陽の光を浴びることが、安定した睡眠・覚醒リズムの確立に重要になってきます。

・昼寝について:

 30分以上の昼寝、夕方以降の昼寝は夜間の睡眠に悪影響を及ぼすといわれています。15時前の20分くらいの昼寝ならば夜間の睡眠に支障ないといわれています。

・アルコールについて:

 寝つきの悪い人でアルコールを飲む方もいますが、アルコールは睡眠の深さを浅くして、途中で目覚める原因となります。また常用すると使用量が増え、依存症などに発展する可能性もあるので注意が必要です。

・カフェインについて:

 カフェインには覚醒作用があり、それは約4時間持続するといわれています。そのため、就寝前4時間の摂取は避けた方がよいでしょう。

・運動について:

 国内外の疫学調査から、運動習慣のある人は不眠が少ないことがわかっています。習慣的な運動は、寝付きを良くして熟眠感を促進するといわれています。しかし、激しい運動は体温を上げて入眠を妨げるため、有酸素運動であれば就寝2時間前まで、筋トレなどの無酸素運動であれば就寝3時間前までに済ませる方がよいでしょう。

・入浴について:

 入浴して体温を上げてから体温が下がるまで約2~3時間かかります。体温が下がってくると眠気がでるため、眠りたい時間の2~3時間前の入浴が理想的でしょう。

・寝る前の食事について:

 寝る前の食事は、消化活動が睡眠を妨げるので出来るだけ控えた方がよさそうです。実際に夜食が習慣になっている人は朝の倦怠感を訴えられることが多いので、睡眠の質を悪化させているのかもしれません。

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